無窮 i ラボ Blog

知的ネット社会、知そのもの、機械との共生、プログラミングに関して。

 
 

「一人だとノリ 二人だとノリノリ」。

これは、水野 敬也, 長沼 直樹=著「人生はZOO(ずー)っと楽しい! ―毎日がとことん楽しくなる65の方法」のなかにある言葉である (電車の中にあった同書の広告に載っていた)。

この言葉をみて、デレク・シヴァーズ氏の講演「社会運動はどうやって起こすか」における"フォロワー"を想起した

津田 大介 : 動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか (中公新書ラクレ, 2012) pp.46-47.

 デレク・シヴァーズは講演の最後にこう述べています。

「...でも1人のバカをリーダーに変えたのは最初のフォロワーだったのです。... 本当に運動を起こそうと思うならついて行く勇気を持ち、他の人たちにもその方法を示すことです。すごいことをしている孤独なバカをみつけたら立ち上がって参加する最初の人間になる勇気を持ってください」

 つまり、社会運動で重要なのは、1人で飛び出したときに追随する2人目をどうつくるか、ということなのです。2人目が一緒に踊り始めれば、3人目、4人目も自然と発生します。

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特にこの行動を! 日本を持ち上げる、知的・社会的行動【2011/12】に、以下の赤字部分の追加を検討している:

 インターネットの網で、日本を支え、持ち上げよう。

 あなたをインターネットに活かして、日本を賢くしよう。

 そのために、特に、この行動をしよう。

  1. つなげよ。ネットワークを発展させよ。

  2. 認識を発せよ。これが皆の関心、集合知の始まりになる。また、反対だけでなく、賛成も表明しよう。

  3. 複数のメディア・情報・考えをまとめよ。そして、発せよ。大人数が活動の基にする思想は、何段階にもまとめが実施されて、はじめて為る。



「反対だけでなく、賛成も表明しよう」の思想の元は、デレク・シヴァーズ氏の講演「社会運動はどうやって起こすか」における"フォロワー"である。

津田 大介 : 動員の革命 - ソーシャルメディアは何を変えたのか (中公新書ラクレ, 2012) pp.46-47.

 デレク・シヴァーズは講演の最後にこう述べています。

「...でも1人のバカをリーダーに変えたのは最初のフォロワーだったのです。... 本当に運動を起こそうと思うならついて行く勇気を持ち、他の人たちにもその方法を示すことです。すごいことをしている孤独なバカをみつけたら立ち上がって参加する最初の人間になる勇気を持ってください」

 つまり、社会運動で重要なのは、1人で飛び出したときに追随する2人目をどうつくるか、ということなのです。2人目が一緒に踊り始めれば、3人目、4人目も自然と発生します。

 ツィッターやフェイスブックが、その「追随者」を生みやすいプラットフォーであることはこれまで説明したとおりです。ソーシャルメディアがきっかけで大なり小なりムーブメントが起こっているのは、ソーシャルメディアに「最初のフォロワー」を生み出しやすい仕組みが内包されているからなのです。



デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」
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肩書きや敬語には、「褒める」という機能があるのではないか、と考える。

肩書きがない人は、何かをできただけで褒められる(できなくても、何かいい点を探して、それを褒めるべきだが)。

肩書きがあり、社会的地位がある人は、「できて当然」であるから、なかなか褒められる
ことはない。

また、褒めるという行為は、上の人が下の人を褒めるという感じがある。だから、地位を上るごとに上の人の数が減り、褒められる機会も減少する。

そのような、(成果を上げているのに)褒められることが少なくなった人にとっての救いが、肩書きや敬語なのではないか。

肩書きをつけられることや、敬語で話されることが、社会的地位がある人を駆動させているのではないだろうか。

さて、デジタルネイティブと呼ばれる、ものごころがついた頃には既にインターネットが普及していた世代の人々は、肩書きをあまり気にしない性質があるそうだ。

ならば、彼らは、肩書きを気にしない代わりに、社会的地位がある人を褒めないといけない。そうしなければ、収支があわない。
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ブログ記事の長さを自動的に検知するシステムをつくって、検知された長い投稿に対して、人間がポジティブなコメントをする、というマン-マシン ミックス系は、「アテネの学堂」を構成する一要素になるのではないだろうか。

長い文章が良質な文章を保証しないことは確かである。しかし、脊髄反射的なブログ記事はこのシステムによってはじくことができる。

これは、ネット世界における褒めるという行為の総数を増やすシステムである。

褒める行為は、たとえば、以下のブログ記事において奨励されている。

頭のよさがすべてではない。成功者がもっている特質「Grit」とは何か? | Lifehacking.jp
>ポジティブな強制力に対して必ずポジティブに応答するという特性をもっている

アメリカ人は「希望駆動型」、日本人は「危機感駆動型」 - Zopeジャンキー日記

blog | Hirose Kohmi Official Website Twitterで、もっと繋がりましょう(今夜早速集合よ!)
> 責め合わず、お互い許し合って、嫌な事は忘れてあげて、良い所は覚えててあげて、大切にし合いましょう。

直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
>日本人は人を褒めない。昨日もLingrイベントで言ったけど、もっと褒めろよ。心の中でいいなと思ったら口に出せ。

日本のウェブの残念度を下げるために、私たちができそうな7つのこと+α : tokuriki.com
>5.もっと褒める


なお、このシステムがうまく機能するかに関する技術的な問題点は、スパムブログの記事をいかにしてうまくはじくかという点であろう。
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