無窮 i ラボ Blog

知的ネット社会、知そのもの、機械との共生、プログラミングに関して。

 
 

フォルダ、ディレクトリは、「¥」ではなく、「/」で書く。
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  • 現実の図書館は、競合図書館が近くにない限り、シェアを維持することができる。

  • 電子図書館は、距離の制約から解放されているため、無策ではシェアをもてない。


  • 現実の図書館は、書庫の容量制約があるため、冒険的な収集はできない。

  • 電子図書館は、書庫の容量制約に気をはらう必要が少なく、冒険的な収集ができる。


  • 現実の図書館は、利用者に偏りが生じることがあり、それが少数派の利用者に不快感をもたらすことがある。

  • 電子図書館は、コミュニティに参加しない限り、利用者どおしの面識はない。よって、少数派の利用者は、(ナビゲーションの違和感さえ気にしなければ、)不快感をもつことがない。


  • 現実の図書館は、図書館の周囲、あるいは図書館入り口から図書館本体部までの間に、セレンディピティを拡大させる知的空間を発生させることができる。また、利用者どおしのコミュニティが、セレンディピティを拡大させる。
      
  • 電子図書館は、利用者が図書館本体に直接アクセスするため、「周囲」や「間」にセレンディピティを拡大させる知的空間を発生させることができない。
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    知的生産量は、

      (机の面積)-(パソコンの机上占有面積)

    に比例する。
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    「lain」第9話

    >ヴァニヴァー・ブッシュ、そしてジョン・C・リリーという二人の異端の先駆者に学んだシオドア・ネルソンは、軌道上に静止衛星の、巨大な電子図書館を打ち上げ、電波と電話回線によって地球上のどこからでも、どんな端末でもそれが利用出来るデータベースを作る構想、 Xanadu を発表する。

    一切の文字文化が永遠に無くなる事がないといわれる蒙古の理想郷。それが Xanadu である。
    それをこの世界に具現しうる思想こそハイパーテキストであり、テッド・ネルソンはその考案者として歴史に名を残すだろう。

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    「lain」第9話

    >一切の文字文化が永遠に無くなる事がないといわれる蒙古の理想郷。それが Xanadu である。

    書籍が伝わらないことは、過去においてはよくあった。

    小林 勝人=訳注 : 孟子 下 (岩波文庫,1972) p.445.

    武内 義雄 氏による解説「孟子について」内。

    > 唐以前にできた孟子の注釈書に、...[8つの文献名を紹介]などが数えられるが、その中現存するものはただ趙岐の章句一種だけで、他は皆亡んで伝わらない。

    現代においても、書籍が伝わらない可能性は存在する。権利にぐるぐる巻きにされた上での絶版などだ。
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    未成熟社会においては、人間の再生産力が国力を決める。

    工業社会においては、機械の生産力が国力を決める。

    情報社会においては、情報の生産力[*]が国力を決める。

      * 知的集約型の工業製品を含む。
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    テレビアニメ版「ジパング」第21話より。

    >80名を一瞬で葬ることへの恐れ。その感情が、弾薬の節約という理屈を導き出しただけだ。
    私の肉体は、戦闘を理解していなかった。



    私的録音録画小委員会:「ダウンロード違法化」不可避に - ITmedia News

    権利者がそのうち気づくだろうこと:

    将来の収入減少への恐れ。その感情が、「ダウンロード違法化」という理屈を導き出しただけだ。

    私の頭は、文化を理解していなかった。

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    詩は感情を言語化する野心的な行為の産物である。

    しかし、言語化には限界が存在する。複雑な感情を表現しようとすると言語が複雑化し、その解読の困難さが詩により想起される感情を偏向させる。

    歌は、詩と曲を組み合わせることにより、この限界を超えている。純然たる言語化ではないが、感情の伝達・保存・再利用を可能にし、精神のネットワークを実現しえる。
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  • 構成の系統性

  • 検索時におけるアクセスの任意性

  • データの信憑性


  • 文献:
    田中 道七 : 金属材料疲労強度数値データベースの解析と耐疲労信頼性設計資料集の編集 昭和61年度科学研究費補助金(総合研究(A), 研究課題番号60302040) 研究成果報告書 (1987.3) p.6.
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    ウィリアム F. バーゾール=著, 根本 彰, 二村 健, 山本 順一, 平井 歩実=訳 : 電子図書館の神話 (勁草書房, 1996) p.193.

    >[ロバート・ベラーらによる見解:] それらは、人々が集まって互いの注意を集中し、共通の記憶と志向性を養うことにより生活全体の意味を得ることができる「焦点構造(focal structure)」の場の中心にある。[*]

    ここに公共図書館の制度的役割が示されている。それはコミュニティと個人主義、家族と地域コミュニティ、そしてより広い世界、共同体主義と自由主義との架け橋として機能する「焦点構造」である。

      * Robert N. Bellah et al. The Good Society. New York: Knopf, 1991, p.269.

    この「焦点構造」の役割を、擬似的に実現してきたのが「テレビ」である。視聴者に利益をもたらすわけではない芸能ニュースや動物ニュースは特にその側面が強い。

    ネットにおいては、2chの「祭り」が、この役割を果たす。そして、もっとも強力なのが「ニコニコ動画」である。

     >実際には、その動画を視聴しコメントを投稿している時間は「非同期的」、つまりばらばら
    であるにも、関わらず、
     >ニコニコ動画上では、同じ動画を視聴するユーザー同士があたかも同期的にコミュニケーションを交わすような感覚を得られる
    からだ。

    引用は、http://wiredvision.jp/blog/hamano/200711/200711221100.html より。
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    「Mukyu Academic Notebooks」用のGaebolgシステムの開発を開始する。

    ページデザインが難しい。
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    仲本 秀四郎 : 科学技術図書館の現在と未来―日本原子力研究所図書館の現場から (勉誠出版, 2007) p.127.

    >電子図書館を確実に実現するためには、情報源を選択し、評価するために主題専門家や情報専門家が必要となる。

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    2007/11/24: いろいろなものが繋がった一日において、
  • MEMEX
  • 電子図書館
  • Xanadu計画
  • インターネット
  • 知能増幅(知的強化)
    が、各々関連性のあるものだと知った、と書いた。

    そこで、「MEMEX」をはじめて知った本を、読みたくなった。渡辺 保史「はじめてナットク!マルチメディア―コンピュータ社会の未来がわかる」である。

    この本の一部(10ページ分)を、私はコピーして保有している。「複写発行 1995-9-15」と書いてあるので、12年前だ。中学校の図書館で借りてコピーしたのだ。


    驚くべきことに、そこには全部が書いてあった。

    書かれてある用語を挙げよう:

    ヴァネヴァー・ブッシュ
    As We May Think
    MEMEX

    ハイパーテキスト
    テッド・ネルソン

    リックライダー
    人間とコンピュータの共生

    NLS
    ARPAネット

    テッド・ネルソン」に言及されているものの、そこから「Xanadu計画」「電子図書館」につながる記述がされていないところが惜しい。私が「電子図書館」のことを知るのは 2001年 (2000年の大学図書館ガイダンスの場で聞いているかもしれないが)、「Xanadu計画」を知るのは 2007年である。

    そして、2007年になるまで、「テッド・ネルソン」「リックライダー」「NLS」のことは忘れていた。

    2007年の私にとって、1995年の渡辺 保史「はじめてナットク!マルチメディア―コンピュータ社会の未来がわかる」との出会いは奇跡的な必然に思える。しかし、やはり偶然なのだ。

    谷川 流 : 涼宮ハルヒの陰謀 (角川文庫, 2007) p.392.

    >わたしたち、未来からはそれは必然でした。でも、あなたやデータをもらえた人にとっては偶然なんです。

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