無窮 i ラボ Blog

知的ネット社会、知そのもの、機械との共生、プログラミングに関して。

 
 

図書館情報学版の「パレートの法則 (80対20の法則)」であるブラッドフォードの法則の時間軸展開、すなわち「統計的に、古い学術論文は新しい学術論文に比べて極めて参照されない」を示す統計結果は、仲本 秀四郎 : 科学技術図書館の現在と未来―日本原子力研究所図書館の現場から (勉誠出版, 2007) p.70 にある。
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ある雑誌を読んでいて思ったのだが、

  A4版、3コラム、1行17字(横書き)が読みやすい。

横書きなのに、眼球を左右に動かさなくていい感じだ。
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たとえば、下の赤字の括弧を省略してはならない。

sub Test {
my ($str) = @_;
print $str." ";
if ($str =~ /([A-Za-z])\1{2}/) {
return "Match!\n";
} else {
return "Not match!\n";
}
}

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基本:
0個以上の A にマッチ
A*

0個または1個の A にマッチ
A?

1個以上の A にマッチ
A+

m個以上、n個以下の A にマッチ
A{m,n}

応用:
アルファベットの同じ文字が3文字連続している場合にマッチ
([A-Za-z])\1{2}

サンプルコード:
$strA = "AAA";
$strB = "ABC";

print &Test($strA);
print &Test($strB);

exit;

sub Test {
my ($str) = @_;
print $str." ";
if ($str =~ /([A-Za-z])\1{2}/) {
return "Match!\n";
} else {
return "Not match!\n";
}
}
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テレビ受像器は、「遠く見」、「ながら見」を使用形態とする機器である。

よって、テレビ受像器による視聴は、人をリラックスさせられる。

テレビ受像器は、ネットで知的行為をし、知的生産物を出し尽くした人が緊張感なくそれを使用し、それにひたり、人に「ひらめき」(インスピレーション)を与える機器になれるのではないか。

テレビ受像器には、家庭において良い場所を占めているという既得権益を活かして(既得権益があるうちに)、その性質が活きる新たな役割を担ってほしい。
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閉鎖して廃墟になったロシアの図書室 - GIGAZINEを見て思い出したこと。

長尾 真 : 電子図書館 (岩波書店, 1994) p.49.

>ただこの場合でもそのリストから本がどの書棚のどこに置いてあるかがたどれねばならない。リストからあるはずだということになっても、どこにそれがしまってあるかが分らねば意味がない。

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● Web2.0 時代以前の、偉大な一個人が真に自由に活動するための方法

方法: 自由で、良い国家を形成する。

次のような国家が望まれ、それを形成する事業が行われた。

基盤として、遠方の人々による妨害を防ぐための軍事、近隣の人による妨害を防ぐための司法・警察、活動の継続を可能にするための教育、活動資金を得るための経済政策などを持つ国家。

且つ、環境として個人に自由が与えられた国家。

しかし、前記の基盤は、自由という環境と、場合によっては相反した。

それは以下のような理由による。これは、国家が様々な人の集合体である以上、避けられない。

かわぐちかいじ : 沈黙の艦隊 31 (講談社, 1996) pp.194-195.

>人間の
善なるものを
信じてはならない!

...

善なるものを
守る
権力とは

善なるものの
力を
頼りにしては
ならないのだ!

お前の
言うことは
人間にはできないことだ

欲望を持ち
悪意を持つ
生きた人間には
不可能なことだ!


● Web2.0 時代の、偉大な一個人が真に自由に活動するための方法

方法: 自らを国家と為す。

基盤と自由環境の相反に対する解決策が、「自らを国家と為す」ことである。

その手段として、Web2.0的なシステムがある。

野望ある個人に、Web2.0 は、国家機能を提供する。

 参照:
 金じゃないんだ。時間と情報なんだ (野望なき個人に、Web2.0 は、時間と情報を提供する)
 
そして、Web2.0 を率いる高位の人々は、おそらく、前時代において「自由で、良い国家を形成する」事業に取り組んだ人々と同じ気持ちをもって Web2.0的なシステムを思案し、形成し、運営していることだろう。

梅田 望夫 : ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! (文藝春秋, 2008) p.180.

>私たちは、グーグルを「世界をより良い場所にするための機関」にしたいと切望している。―― ラリー・ページ

We aspire to make Google on institution that makes the world a better place. ―― Larry Page

動画配信サイトは、個人に強力な広報能力を持たせた。

CGMサイトとマッシュアップサイトは、草の根の情報を吸い上げ、情報の二線、三線の交差点を求解して個人に提示する自動機械である (参照: 金じゃないんだ。時間と情報なんだ)。前時代において、このような情報(諜報)は、国家しか得られなかった。
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これ読んで「転職考えろ」とか言ってるやつってアホだろ - I 慣性という名の惰性 I

>つかね、目新しい技術って、社会になんらかの正の効果をもたらしてるの?YouTubeがアメリカのGDPを増やしたか?

いや、違うんだ。

金じゃないんだ。時間と情報なんだ。

梅田 望夫 : ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! (文藝春秋, 2008) p.201.

>「ニューノーマル」時代における成功とは、タイムマネジメントに尽きる。
この時代における通貨は、時間なのである。―― ロジャー・マクナミー

Success in the New Normal is all about time management.
Time is the currency of this age. ―― Roger McNamee


勝間 和代 : 効率が10倍アップする 新・知的生産 (ダイヤモンド社, 2007) p.28.

> 「情報はお金よりも大事である」「情報の生かし方次第で私たちの生産性、すなわち付加価値の量が決まってしまう」ということを最初に、呪文のように頭にたたき込んでおきましょう。


YouTubeをはじめとする動画配信サイトは時間の節約に役立ち、CGMサイト(: Consumer Generated Media )やマッシュアップサイトは情報能力を向上させる。

動画配信サイトの実際的使用は、テレビ局とそれに絡みつく前世紀的商業集団から、民の時間を解放する。

CGMサイトは、草の根の情報を吸い上げる。

そしてマッシュアップサイトは、情報の二線、三線の交差点を求解して民に提示する自動機械である。

堀 栄三 : 大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫, 1996) p.51

>情報は二線、三線での交差点を求める式の取り組みをやらないと、真偽の判断は難しい。

堀 栄三 : 大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫, 1996) pp.330-331.

> 例えば、ある国から入手した政治、産業などの情報の中の一部分が、別の国に駐在する武官からの軍事的な報告、または人工衛星の写真、一見それらと何の関係もないと思われるテーマを扱った学者の論文、新聞の些細な記事までCIAに集められ、CIAのエキスパートたちによって、コンピュータや頭脳を駆使して相互に関連づけられると、これまでまったく違ったルートから集まってきたバラバラのものが、一つの重要なもの――「完成された情報」になって、これを必要とする各省庁、関係機関、民間企業にまで提供される仕組みになっている。

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以下、私見である。

「ファイル1.0」は、ディレクトリ(フォルダ)構造によるファイル管理であった。容れ物と所属による秩序付けであった。(例:図書分類、生物の分類など、"分類"と呼ばれるもの)

「ファイル2.0」は、リンクによる秩序付けである。ファイルそのものは並列に置かれる。(例:辞書)

「ファイル1.0」は、古典的な秩序付けであり、Windows はこれによっている。

インターネットの使用が普及し、リンクという手法が一般的になると、「ファイル1.0」が WWW において不向きであることが分ってきた。そこで、WWW のみで使用されるシステム(たとえば、Wiki)では「ファイル2.0」が採られている。

追記: BTRONの実身・仮身システムも「ファイル2.0」である。(坂村 健「TRONで変わるコンピュータ」 p.77~)
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梅田 望夫 : ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! (文藝春秋, 2008) pp.208-209.

>会社は答えによってではなく、質問によって運営している。
...
―― エリック・シュミット

We run the company by questions, not by answers.
...
―― Eric Schmidt

知識は、リンクによってつながれたノード群であり、静的である。

よって、辞書の編纂者は最高の著作家ではなく、百科事典の編纂者は最高の哲学者ではない。

質問によって、知性体は、リンクを通じてノード間を走り回り、時にオーバーランして、新たなリンクやノードが生まれる。
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