無窮 i ラボ Blog

知的ネット社会、知そのもの、機械との共生、プログラミングに関して。

 
 

2010年12月20日、Webサイト「日本を持ち上げる方法 知的ネット社会の形成!」の公開を開始しました。

知的ネット空間によって我が国を向上させる (日本を持ちあげる) という考えと、知的ネット空間における適切な行動指針を記しました。

ネットに詳しくない方にも分かりやすいように書きました。多くの人に読んでいただきたく考えています。

本サイトの内容は、「無窮iラボ「アテネの学堂」推進本部」における知的ネット空間に関する研究成果を活かして編んだものです。


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自分の自由

・周りの"空気"、規範などから、自分が非合理に拘束されていないか確認しましょう。

・当事者である他者に自分からすすんで拘束されていないか確認しましょう。感情移入に注意。

当事者に感情移入しすぎると(あるいは、無自覚に感情移入すると)、当事者の思考に拘束されてしまいます。当事者に感情移入した第三者は、当事者よりも知識・思慮が浅く、第三者よりも視野が狭い存在になりやすのです。

当事者の視点で見るのではなく、当事者の周囲の関係性を見るべきです。


他者の自由

・言論・表現の自由を尊重しましょう。

日本国憲法第21条

1. 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。


日本国憲法第12条

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。


・多様性を尊重しましょう。

意見は多様であるのが自然です。なぜならば、個々の人間は、完全には合理的でなく、限定された領域において合理的だからです。
  • 勝ちさえすればそれでよいという「勝利主義」
  • 現場に判断権を与えない「集権主義」
  • 「全体主義」
  • 全体主義を導きやすい「精神主義」
以上の思想 (*) にとらわれると、多様性を軽んじるようになるので、注意しましょう。

* 菊澤 研宗 : 組織は合理的に失敗する (日経ビジネス人文庫, 2009) p.282.
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理性を持ち続けましょう。「論証によってより正確な未来を言葉で構成」しましょう (「空気」の研究 p.218)。
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中川 淳一郎 : ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書, 2009) p.37.

> 当件のミソは、「全国の亀田関係者」「吉野屋の店員」はまったく怒っておらず、関係のない人が怒っている点である。


同書 pp.38-39.

> 森[:森 達也 氏] ... 「もし被害者やその遺族がそれ[:オウム真理教(現、アーレフ)の信者たちの姿をとらえたドキュメンタリー作品『A』『A2』]を見たら、どう思うかを考えろ、お前はその責任取れるのか」式の批判です。一度だけ、上映会場でその疑問をぶつけてきた人がいたので、「あなたは被害者ではないのだから、あなたはどう思ったのかを僕はまず聞きたい」と質問し返したら、答えてくれないんです。……何というか、そんなことは考えたくないといった感じで、とにかく被害者が……の一点張りなんです。


山本 七平 : 「空気」の研究 (文春文庫, 1983) p.154.

> ではここで、われわれはもう一度、何かを決定し、行動に移すときの原則を振りかえってみよう。それは「『空気』の研究」でのべたとおり、その決定を下すのは「空気」であり、空気が醸成される原理原則は、対象の臨在感的把握である。そして臨在感的把握の原則は、対象への一方的な感情移入による自己と対象との一体化であり、対象への分析を拒否する心的態度である。従ってこの把握は、対象の分析では脱却できない。

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