無窮 i ラボ Blog

知的ネット社会、知そのもの、機械との共生、プログラミングに関して。

 
 

私がこれまで運用してきた情報システムは、情報を一平面に配置し、リンクと検索によって、それら情報へアクセス可能にしていました。これは、連想・類推を強化する装置でした。

しかし、今日、そして来年に私が果たすべき役割を考えるに、必要な、そして基調とすべき思考様式は、仮説の構築と更新であろうと考えます。この際に必要なサブ様式は、情報の構造化(帰納・演繹など)と、個々の情報・優先順位・構造の日常的なブラウジングと見直しです。

これを新たな情報システムによって、実現しようと考えます。

計画名は、「La tour」(ラ・トゥール)。情報の構造化、すなわち立体的配置を実施するための装置であることから、創作作品における軌道エレベータの名前から名付けました。「La tour」はフランス語です。英語にすると the tower であり、「機動戦士ガンダム00」における軌道エレベータ3基のうち1基の名称です。

アイデアとして今考えているのは、個々の情報がそれぞれ重要度を示す点数を持つようにし、
(1) 個々の情報
(2) 情報同士の関係
(3) 個々の情報の点数の恣意的操作係数
を入力し、(2)(3)を元に計算された点数と、(2)のなかでも階層関係に関する入力をもとに、個々の情報を配置して表示する情報システムです。
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お前ら電子書籍リーダーを使ってみろ、色々と捗るぞ。/青空文庫のオススメ10選 - デマこいてんじゃねえ!

インターネットの利点は膨大な情報にいつでもどこでもアクセスできることだった。反面、情報の信頼性には難があり、結果として「バカと暇人のもの」になってしまった。

しかし電子書籍の存在は、インターネットの意義を変えるだろう。バカと暇人の手から、もう一度、人類を賢くする方向にかじを切り直すだろう。

電子書籍があれば、いつでもどこでも信頼のおける情報にアクセスできる。街角の汚れたマクドナルドでハンバーガーをかじりながら、大学図書館並みの知識をあつかえる。ハイレベルな知識にもとづいて議論できる。前世紀の中高生やブルーカラーの労働者には不可能だったことだ。

知識は、上流階級に独占されるべきものではない。社会のあらゆる階層に広まってはじめて、人類を進歩させる力になる。


示唆はされているのだが、明記されていないことがある。

このためには電子書籍だけでは足りない。電子図書館が必要だ。

電子図書館は、(電子)書籍の貸し出しにおいて、上記の役に立つ。

しかし、もう一段、役に立つには、節単位での(電子)書籍利用ができればよい。

国立国会図書館の前館長である長尾 真氏は、1990年代に、電子図書館の研究として、書籍を書籍という単位ではなく、節単位で扱おうとしていた。異なる書籍の節同士を関連づけようとしていたのだ。

節単位で扱われるならば、これは現在の主流の情報利用だ。現在、長文は好まれない。

タブレットという共通の閲覧端末、節単位という共通の文章形態によって、ネットメディアと、電子図書館経由の(電子)書籍は、融合し、人類を進歩させる。
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