無窮 i ラボ Blog

知的ネット社会、知そのもの、機械との共生、プログラミングに関して。

 
 

私は、以下の理由により、著作権侵害の非親告罪化に反対します。

理由:

創造的な行為とは、先人が残してくれた流れに何かを追加する行為である。

これは、著作権の侵害行為に似ている。

二次創作が、創造的な行為であるか、(一次)著作者が好まない行為であるかを、第三者が判断しようとすれば誤る蓋然性が高い。

「当事者がかわいそうだ」と言って第三者が怒るが、当事者は不当な扱いを受けたと考えていない事例は、多くある。

著作権侵害の非親告罪化 は、著作者以外の意思により、著作者・二次創作者、及び 著作・二次創作に、規制官憲の方(ほう)から接触することを意味する。

規制官憲の方から接触する場合があることは、著作者・二次創作者共に、個人の創造の発露を曇らせる。これは、社会の創造力を減じめる。創造力は無限ではない、貴重である。そして重要である。創造力を減じめることは避けねばならない。

関連:
図書館戦争ドラマに、人の脳の性質を整理する

なお、図書館戦争以外の話題の際は、仮想の事柄との比較を避けるため、〈レインツリーの国事件〉を 例に挙げるのは避けるべきである。本記事のように、亀田関係者・吉野屋の店員・オウム真理教被害者の事例を挙げるべきだ。
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創造力は、無限ではない。されとて固定量ではないが、増やすには相当の投資が要る。

個の創造の発露を曇らせれば、それは社会の創造力を減じめる。

減ずるに易く、増やすに難い。創造力は、貴重である。

社会の創造力の増加は、社会の改革を生むひとつの条件である。故に、創造力は、重要である。

社会の改革のために

社会の改革のためには、個が余裕をもち、その余裕を表現力と創造力に振り向ける必要がある。また、物質化・表現・創造の有機的連携が必要である。物質化は、表現・創造が、思考・思想に留まらないためのひとつの行動として挙げられる。


関連:
一生涯で書くことのできる文章量

私は一日に書ける文章量が大きな波がありながらも決まっていて、その積み重ねによって一生涯で書くことのできる文書量が決まっているという考え方である。





(補足: 陸軍反乱部隊について。玉音放送前夜に陸軍省はもぬけの殻になっていた、と映画「日本のいちばん長い日」(2015) では描かれており、大抵の中央の陸軍軍人は組織を失う事態に直面し、創造力をもたなかった、と考えられる。そのような中、反乱を計画・実行したことは、創造力の貴重さを感じさせる。)


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2020年の東京オリンピックの準備は、しばらく代替案の祭典になりそうです、

新国立競技場の問題に加え、公式ロゴ問題。

ツイッター民が考えた新しいオリンピックエンブレム - Togetterまとめ
デザイン盗用被害者「ベン・ザラコー」氏による東京オリンピックのエンブレムが話題

いろいろな代替案の存在が広く認識されることは、日本の知性を成長させ、強靱化します。
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2015年 8月9日から、私の個人研究の現時点(*)での集大成として「4つエンジンの日本にしよう」を公開しています。
{追記 2015/10/31: 正式版の公開を開始しました。アドレスを変更しています。}

 * 正確には、1ヵ月ほど前時点。詳細は「■ 本文章に、これを書いていません」に記します。

■ ドラフト段階での公開です

本文章は現在、ドラフト段階です。

ドラフト段階での公開に踏み切った理由は、私の知的ネット社会に関する考えの記述が、分かりにくくなっていることに危機感を持ったからです。直ちに改善すべきだと考えました。

本文章の公開と合わせて、サイトを整理して、分かりやすくしました。

本文章で、幹(体系)と大枝(主な内容)を網羅しています。そして、サイトを開いて画面中央やや上に、本文章へのリンクを載せました。


■ 本文章に含まれる重要なアイデアを紹介します

本文章に含まれる重要なアイデアを列挙します:

● 知的制高面の構築

知的ネット社会の設計 #3.知的ネット社会の概念設計

(「知的制高面」の性質:)周りを、あるいは自分の頭の中をよく見える人々がネットワークを為し、人と人とが直接に情報伝達ができる


大国高民論 2011年版 #方法: 知的制高面の構築

知的大国を実現するためには、... 我が国が(既に確固として)もつ資産だけでは不足であり、「知的制高面」を構築することが必要です。そして、これを構築した後、 普及 ・ 維持 ・ 有効性の継続的な改善 をしていくことが必要です。

「知的制高面」とは、知的側面を強化した国民多数によって構成されるネットワークを指します。すなわち、「知的制高面」の構築とは、国民がもつ知的側面の強化と、国民同士のネットワークの構築を意味します。



● ノーフリーランチ定理

知的ネット社会の設計 #4.知的ネット社会の詳細設計 規範

知的ネット社会における最も重要な規範は、以下の2つである。すなわち、
 ・反知性主義の打破
 ・ノーフリーランチ定理
である。

... ノーフリーランチ定理とは、どのような問題に対してもうまくいく、万能な方法はない、という意味である。

...

ノーフリーランチ定理は、知的ネット社会においてもっとも重要な《思想の多様性》を理論的に裏づける。加えて以下の2つの理由により、ノーフリーランチ定理を最重要な規範の一つに位置づける。一に、我が国において大東亜戦争(:太平洋戦争)直前及び戦中に生じた全体主義による損失を教訓にする。二に、知的ネット社会に、陳腐化・硬直化を防ぎ、自らを発展させる自己革新能力をもたせる。



● 知性・知能を有し、それを意識的に発揮して行動するクラスターとして、産業界・学術界・統治機構・ONの市民 を捉えた、知に関する社会の仕組み

第1章に図を載せています。元は、社会を知的にするための考え方にある図です。

そして、この捉え方が、

 ・〈他〉の個数を複数個で考える
 ・〈他〉との関係を思考の起点に置く

という考え方を導きます。


● 超民連絡

超民連絡の見いだし

超民連絡は、〈社会が天才・秀才ばかりである必要はないが、天才・秀才が生き・活きる社会であるべきであり、そのために天才・秀才の思考(の一端)が共有されるべきである。これによって、天才・秀才は孤立せず、消耗されない〉という思想です。

...

2015年1月の私は、超民連絡の見出し(みいだし)により、先述したジレンマ状態(*)の平衡点を、知的高度さに関して自由な状態へと遷移させました。

  * 高民層の広さを願うほどに、悲しきかな、高民に役立つと考えられる情報の知的高度さが低下してしまい、反知性主義に加担する危険性を感じていました。高民層の広さを意識すればするほどに、知的高度さを低く抑えなければならない不自由が生じるのです。

高民立世は便益をもたらす〈つながり〉を広さ方向(水平方向)に伸ばす思想ですが、超民連絡は高さ方向に伸びた便益をもたらす〈つながり〉を太くしていく思想です。



●『境界条件・支配方程式・初期条件』を重層化した、フレームワーク『〈環境・位置づけ〉・〈仕組み〉・〈心持ち・行動様式〉』

場としての知的ネット社会を記述する(第1章)ために使用したフレームワークです。

未来を開く極意――6年半の個人研究から得た4項目

〈環境・位置づけ〉は、場の境界条件、
〈仕組み〉は、場の支配方程式、且つ構成者にとっての境界条件、
〈心持ち・行動様式〉は、構成者にとっての支配方程式

である。

この3項目は、『境界条件・支配方程式・初期条件』という既往のフレームワークを重層化し、場と構成者それぞれの境界条件と支配方程式を記述しており、新たなフレームワークとして利用価値に富む、と考える。



■ 本文章に、これを書いていません

● 仕組みと文化

本文章では、ここ1ヵ月間に関心を寄せている〈仕組みと文化〉について、書いていません。

{追記 2015/10/31: 正式版では、文化について記されました。}

■ 最後に、自戒です

文章効用不済世

文章の効用 世を済わず(すくわず)

――「戯呈孔毅父」 黄庭堅 (宋の詩人) 1087年の作

荒井 健=注 : 黄庭堅 中國詩人選集二集〈第7巻〉 (岩波書店, 1963) p.87.
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インターネットの知的な部分を盛んにすること、これが私の願いです。

そのためには、ネットユーザーがネット上(=慣れたプラットホーム)において目にするコンテンツを知的にすればよいです。

現在、ネット書店と電子書籍に押されるリアル書店、ネットに押されるリアル図書館に、新たに期待されている役割は、知的な(共同活動の)場であることです。リアル書店とリアル図書館が、知的な場になることができる理由は、そこに居れば知的な環境に取り囲まれるからです。

ネットユーザーがネット上において目にするコンテンツを知的にするには、あなたが友達(=ネットユーザー)に知的なページ(コンテンツ)を紹介し、共有すればよいです。

しかし、この知的なページは、友達にとって面白くなければなりません。そうでなければ、友達は、ネット上に知的な投稿をしないでしょう。この面白さは、古語の「いとをかし」、英語の「interesting」に当たります。

友達と知的面白いページを共有する、これは文化になります。


面白さによって、友達に「受け入れられて、その人の行動に影響を与える」のです。

友達と知的面白いページを共有しましょう。
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