無窮 i ラボ Blog

知的ネット社会、知そのもの、機械との共生、プログラミングに関して。

 
 

我々は、世界を守る。

  我々は、世界を守り、世界を回す。

そのために、以下に留意し、実践する:

・我々は、孤立しない、孤立させない。

・我々は、不合理な情報現象の存在を認識し、その働きを抑える。

  不合理な情報現象の例: “空気”に囚われた決定、など。

・我々は、優先順位を持ち、世界の経営に参画する。

  世界の小部分(社会・地域・家庭・企業、など)の経営に参画する。

・我々は、ネットの自由と繁栄を守る。

  言論・表現・アクセスなどの自由と、知的・経済的・精神的などの繁栄を守る。

補足:
「知的ネット社会」とは、 〈多くの人々がつながり、持ち寄られた知性と、それを支援する装置によって、社会が問題を解決する能力を高める場〉 を指します。

   2016年 5月30日 ――「図書館の自由に関する宣言」の日

     知的ネット社会推進本部

解説ページ 知的ネット社会による世界防衛宣言
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我が国のマスメディアは多様性が少ない。しかし、我が国の読書文化は優れている。

すなわち、短期的な多数派の考えにおいて多様性がなく、長期的な少数派の考えにおいて多様性に富んでいる。

多数派意見を構築する際に多様性が失われる傾向が、強いのだ。

その理由として、以下が挙げられる:

(1) 無関心
(2) 情報を大事にしない
(3) 社会を構築しようとしない(発言しない、経営範囲が狭い)

ここで、(3)に注目する。

(3)が起こる原因として、大衆の各々個人が優先順位をもっていないことが考えられる。

大衆(サイレントマジョリティ。賢い)の各々が、物事に優先順位づけをすれば、その上位なことは意見を発する必要を自覚するだろう。

大衆が意見を発すれば、ノイジーマイノリティが過剰評価されることはなくなる。

また、エスタブリッシュは、大衆を無視することができず、大衆に訴えかける、〈総花的でない効果的な〉策を表すようになる。

そして、対象に対し優先順位があるということは、対象を経営しているということである。

優先順位とは、インプットとアウトプットを結ぶ鍵になる、思考のパラメータである。優先順位をもつことが、インプットとアウトプットを結ぶのだ。


初出:
Facebook 2016/ 5/ 1




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● 社会の基盤である

NHK連続テレビ小説「あさが来た」144話(2016/ 3/19)

先生、英文と国文は分かります。そやけど、家政学も高等教育に入っているのは、何で、なんですか?

...

家政学がある責で、『女子大学校やゆうても、所詮、良妻賢母主義か。大した事、あれへんな』、なんて、女子大反対派が、あざ笑てるのです。

...

そうですね。家政学部、イコール、良妻賢母という、狭い視野の捉え方をする、やからが多いのは、困りものです。
今の家父長の権限が強い民法で、良妻賢母主義教育が、方針として表されているから、家政という字を見ただけで、それに沿うものと理解されてしまう。
反対派は、いっそ、ほっとしているでしょう。

しかし、私は、新しい社会の核となるのは、家庭だと思っています。従来の、家長のもとにある家政ではなく、総合的な家庭運用の学を習得し、かつ、高度な教養を持った女性を育てる事が、大事なのです。

ははぁ。それは、つまり…。

つまり、家が、楽しい、いうのは、追っては、社会みんなのためになる、いう事だすな?

そのとおり!

え!? そういう事なんですか?

いかにも。家庭なくしては一国は成り立たない。

(参考: 朝ドラ「あさが来た」3月19日第24週「おばあちゃんの大仕事」第144回内容 - Yahoo!知恵袋)


● 高い伝搬性をもつ

家庭で行われた活動は、まねをしやすく感じられる。すなわち、家庭で行われた活動は広がりやすい。

● ハブ(母親)を有する

山本 由佳, 奨励賞を受賞して ―母親を対象とした気象・防災知識普及および科学リテラシー向上への取組み―. 日本気象学会機関誌「天気」, 63巻2号 (2016/ 2) 137-140.

防災気象情報を知った時の行動に関する調査結果によると,「防災気象情報が発表されたことを知った時,そのことを家族や知り合いに伝える」と答えた母親達は66%に上ります(山本・宮沢 2015).さらに8割弱の母親達が子どもや配偶者に情報を伝え,平均しても約3.5人に情報を伝達しているという結果が得られました(第3図).これらのことから,防災気象情報の伝達という点で,母親達は情報のハブ的な役割を果たしていると言えます.いざという時に,その役割を十分に果たしてもらうため,母親達に正しい防災知識を分かりやすく提供することが,より一層重要になると考えます.

(抜粋引用 知的ネット社会たんぶら 2016/ 4/ 8)

● 社会変化を推進する原動力(子)を有する

梅棹 忠夫 : 情報の家政学 (中公文庫, 2000) pp.36-37.

いま、親と子の対話の必要をいう声がつよいが、むしろ、子どもこそ親にとっての情報源であり、情報そのものである。そしてまた、子どもこそが、いつの時代でも、社会変化を推進する原動力になるものである。

...

 変動系の家庭では、子どものはたしている役わりはおそろしくおおきいものがある。子どもはつねにあたらしいものを家庭のなかにもちこんでくる。それだけ、むかしにくらべると、おじいさん、おばあさんの情報系での価値や役わりが激減し、子どもの価値がたかくなっているということなのである。

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稲見 昌彦 : スーパーヒューマン誕生! 人間はSFを超える (NHK出版新書, 2016 〈底本はNHK出版新書(2016)〉) 位置No. 2333/2390.

 物理世界とバーチャル世界が境目なく結ばれた「R-V(Reality-Virtuality)連続体基盤」が形成され、その基盤の上に都市─地方、個─社会がシームレスに繋がれた社会が構築されていく。このバーチャル社会基盤の上で、時間や距離等の物理的制約、運動や認知能力等の身体的制約から解放されて、誰もが自由に社会参加、生産活動、ひいては経済的自立が行えるようになる。これには、ロボットを介したバーチャル労働や技術伝承等も含まれる。(中略)二〇四〇年頃には誰もがそれぞれの個性や長所を活かしてお互いに繋がりあい、わかりあいながら生き生きと生産的・創造的活動を実施していける「ロングテール型超参与社会」が実現していく。(「バーチャルリアリティ技術・夢ロードマップ」『日本バーチャルリアリティ学会誌』第一八巻四号、二〇一三年一二月)

 はたから見ると「R-V連続体基盤」などは、どう見ても『新世紀エヴァンゲリオン』の「人類補完計画」のように見えるが、ここで宣言されている内容には、本書で書いてきたビジョンのほとんどが含まれている。その意味では、人間拡張工学とバーチャル・リアリティ技術は表裏一体の関係にあることがわかるだろう。


引用部分について、中略部分なども、日本学術会議: 報告「理学・工学分野における科学・夢ロードマップ2014(夢ロードマップ2014)」(2014/ 9/19)には載っています:

カ. バーチャルリアリティ技術:バーチャルリアリティが拓く生きがいのある社会

...

 これらの技術展開を背景として、物理世界とバーチャル世界が境目なく結ばれた「R-V(Reality-Virtuality)連続体基盤」が形成され、その基盤の上に都市-地方、個-社会がシームレスに繋がれた社会が構築されていく。このバーチャル社会基盤の上で、時間や距離等の物理的制約、運動や認知能力等の身体的制約から解放されて、誰もが自由に社会参加、生産活動、ひいては経済的自立が行えるようになる。これには、ロボットを介したバーチャル労働や技術伝承等も含まれる。同時に、個人データや著作物、身体技能、知識体験等が自由に流通・共有・伝承される情報社会基盤が成立する。

 これらを基盤として、身体の枠を超えて感覚情報や思考、認識を直接やりとりする超感覚・超認識技術と連携しつつ、2040 年頃には誰もがそれぞれの個性や長所を活かしてお互いに繋がりあい、わかりあいながら生き生きと生産的・創造的活動を実施していける「ロングテール型超参与社会」が実現していく。

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