無窮 i ラボ Blog

知的ネット社会、知そのもの、機械との共生、プログラミングに関して。

 
 

● Web2.0 時代以前の、偉大な一個人が真に自由に活動するための方法

方法: 自由で、良い国家を形成する。

次のような国家が望まれ、それを形成する事業が行われた。

基盤として、遠方の人々による妨害を防ぐための軍事、近隣の人による妨害を防ぐための司法・警察、活動の継続を可能にするための教育、活動資金を得るための経済政策などを持つ国家。

且つ、環境として個人に自由が与えられた国家。

しかし、前記の基盤は、自由という環境と、場合によっては相反した。

それは以下のような理由による。これは、国家が様々な人の集合体である以上、避けられない。

かわぐちかいじ : 沈黙の艦隊 31 (講談社, 1996) pp.194-195.

>人間の
善なるものを
信じてはならない!

...

善なるものを
守る
権力とは

善なるものの
力を
頼りにしては
ならないのだ!

お前の
言うことは
人間にはできないことだ

欲望を持ち
悪意を持つ
生きた人間には
不可能なことだ!


● Web2.0 時代の、偉大な一個人が真に自由に活動するための方法

方法: 自らを国家と為す。

基盤と自由環境の相反に対する解決策が、「自らを国家と為す」ことである。

その手段として、Web2.0的なシステムがある。

野望ある個人に、Web2.0 は、国家機能を提供する。

 参照:
 金じゃないんだ。時間と情報なんだ (野望なき個人に、Web2.0 は、時間と情報を提供する)
 
そして、Web2.0 を率いる高位の人々は、おそらく、前時代において「自由で、良い国家を形成する」事業に取り組んだ人々と同じ気持ちをもって Web2.0的なシステムを思案し、形成し、運営していることだろう。

梅田 望夫 : ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! (文藝春秋, 2008) p.180.

>私たちは、グーグルを「世界をより良い場所にするための機関」にしたいと切望している。―― ラリー・ページ

We aspire to make Google on institution that makes the world a better place. ―― Larry Page

動画配信サイトは、個人に強力な広報能力を持たせた。

CGMサイトとマッシュアップサイトは、草の根の情報を吸い上げ、情報の二線、三線の交差点を求解して個人に提示する自動機械である (参照: 金じゃないんだ。時間と情報なんだ)。前時代において、このような情報(諜報)は、国家しか得られなかった。
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