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民撰議院設立建白書, 1874.

... 政(まつりごと)情実ニ成リ、賞罰愛憎ニ出ヅ、言路壅蔽(ようへい)、困苦告(つぐ)ルナシ。夫如是(それかくのごとく)ニシテ天下ノ治安ナラン事ヲ欲(ほつ)ス、三尺ノ童子モ猶其不可ナルヲ知ル。因仍(いんぢやう)改メズ、恐(おそら)クハ国家土崩ノ勢ヲ致サン。臣等愛国ノ情自(おのづか)ラ已(や)ム能(あた)ハズ、乃チ之ヲ振救スルノ道ヲ講求スルニ、唯天下ノ公議ヲ張ルニ在ル而已(のみ)。天下ノ公議ヲ張ルハ民撰議院ヲ立ルニ在ル而已。

現代語訳:
笹山 晴生, 五味 文彦, 吉田 伸之, 鳥海 靖=編 : 詳説 日本史史料集 増補改訂版 (山川出版社, 1999) p.254.

... 政治は私情によってなされ、賞罰はその人に対する愛憎できまり、言論の道をふさがれ、困苦のありさまを訴えることもできません。このような状況で天下が治まることをのぞむのは、どんな無知な者でも不可能だとわかります。旧習にこだわって改めなければ、おそらく国家は土が崩れるように崩壊するでしょう。私どもは愛国の心をおさえることができません。そこでこれを救う方法をたずね求めてみましたが、ただ天下の世論をのばす外はありません。天下の世論をのばすには、民撰議院を立てるしかありません。


民撰議院設立建白書 - Wikipedia
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