無窮 i ラボ Blog

知的ネット社会、知そのもの、機械との共生、プログラミングに関して。

 
 

教師の役割のひとつは、生徒に教えることをずっと以前から知っている人間として(「先」生として)、生徒に助言することだろう。

例えば、小学1年生で、足し算を習う。一部の賢い子供は、1個の粘土と1個の粘土を「足し」ても、粘土の塊が1個できるだけじゃないか、と混乱するだろう。

これを解きほぐすのが、足し算を知って、数十年を実世界で過ごしてきた教師である。

そのような教え子の存在に気づいたら、例えば、いろいろな量について、足し算に従う量と、足し算に従わない量に分けていって、両方があることを教え子に確認させるだろう。

足し算を知って間もない子供では到達できない認識を、教師は、助言できるのである。

教師は、足し算を知って数十年を実世界で過ごして、足し算を何回も実際に使用して、足し算に関する実地に則した知識を体得している。もし誤った考えを得てしまったのならば、それを修正し、足し算に関する自分の知識が決して独りよがりでないことを確認している。

もしかしたら、大学で、足し算に従う量に示量変数、足し算に従わない量に示強変数という名がついていることを知ったかもしれない。数学的に加算(の深い意味)を捉える機会があったかもしれない。

それらを踏まえて、小学1年生に足し算を教えるのだ。
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