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2013年 8月16日に亡くなられました、「青空文庫」の世話人、富田倫生氏の追悼シンポジウム「青空文庫の夢:著作権と文化の未来」が、2013年 9月25日に東京會舘(東京都千代田区)において、催されました。

「青空文庫」富田倫生 追悼記念シンポジウム生中継 - 2013/09/25 15:30開始 - ニコニコ生放送

後半のパネルディスカッションのメモを記します。表現に不正確なところがあるかもしれません:

パネラー (敬称略):
大久保ゆう(青空文庫)
津田大介(司会、ジャーナリスト)
長尾真(前国立国会図書館長、元京都大学総長)
萩野正昭(ボイジャー代表取締役)
平田オリザ(劇作家・演出家)
福井健策(弁護士・日本大学芸術学部客員教授)


大久保ゆう氏:
本が自由であること。

平田オリザ氏:
遺族に、パッケージ・媒体を拒否される場合がある。

萩野正昭氏:
商品は見栄えが重要であり、見栄えは大きな仕組み(Apple等)に左右される。「青空文庫」は、テキストファイルとXTHMLによる提供であり、見栄えは悪い。しかし、大きな仕組みに左右されることがない。

長尾真氏:
著作権を、許諾権から報酬請求権にすべきだ。
   → 福井健策氏: 著作権法はベルヌ条約に紐つけられ、ベルヌ条約は WTO に紐つけられている(そのような大きな体系である)。

作品を長く残すには、利用されること。

福井健策氏:
TPP交渉において、著作権期間延長問題は、著作権期間延長を求める米国にとって最難関課題である。著作権期間延長がされるか、されないかは、五分五分であり、キャスティングボートを握っている国の一つは間違いなく日本だ。国内の議論によって、TPPに伴う著作権期間延長は防げる。

大久保ゆう氏:
富田氏に「ベルヌ条約をひっくり返してほしい」と言われたことがある。


関連:
新時代の著作権は報酬請求権に――ベルヌ条約をひっくり返すという遺志 -INTERNET Watch
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