無窮 i ラボ Blog

知的ネット社会、知そのもの、機械との共生、プログラミングに関して。

 
 

本文章は、「4つエンジンの日本にしよう――知性強靱社会の実現のために」補章 に組み込まれています


2015年 3月29日に、『「知的ネット社会推進本部」の今後の活動について』という文章を公開しました。

知的側面を強化した国民(市民)多数をもって大国(よい社会)を形成するための、我が個人研究は、2008 2007 年に「技術による制高面の創出」という発想を得、2009 2008 年1月に「大国高民論(たいこくこうみんろん)」を公開して始まりました。その後、幾多の変遷を経て、現在に至ります。{2015/8/14 年修正}

この個人研究にあたり書いた文章を振り返り、以下の極意を得ました:

 理念や思想の記述は、関心者人口に関わる

 『境界条件・支配方程式・初期条件』を重層化した、フレームワーク『〈環境・位置づけ〉・〈仕組み〉・〈心持ち・行動様式〉』

 〈他〉の個数を複数個で考える

 〈他〉との関係を思考の起点に置く

下に説明します:

『「知的ネット社会推進本部」の今後の活動について』 #「今後の活動の基盤となる主な考え」-「体系」に総括して、以下を書いた:

まとめると、以下の体系になる:

 ・理念 (大国高民)
 ・思想 (高民立世・超民連絡)

 大国高民の実現・増進に大きく資するひとつの場として、知的ネット社会
   ・環境・位置づけ
   ・仕組み
   ・心持ち・行動様式

これらの各々について文章化したことは価値がある。多くの人々に、見方を提供できるからだ。


体系の項目に関して、以下を考える:

理念や思想の記述は、関心者人口に関わる

理念や思想は、問題の影響範囲を示す。影響者にとって、その内容が一定以上の濃さである場合に、影響者は関心者になる。したがって、理念や思想の記述は、関心者人口に関わる。

『境界条件・支配方程式・初期条件』を重層化した、フレームワーク『〈環境・位置づけ〉・〈仕組み〉・〈心持ち・行動様式〉』

〈環境・位置づけ〉は、場の境界条件、
〈仕組み〉は、場の支配方程式、且つ構成者にとっての境界条件、
〈心持ち・行動様式〉は、構成者にとっての支配方程式

である。

この3項目は、『境界条件・支配方程式・初期条件』という既往のフレームワークを重層化し、場と構成者それぞれの境界条件と支配方程式を記述しており、新たなフレームワークとして利用価値に富む、と考える。(なお、ここで初期条件を言及していないことに、特別の意味はない。)

〈他〉の個数を複数個で考える

〈環境・位置づけ〉(:場の境界条件)に関して、他の主体の個数を1(すなわち、1個の外部環境)ではなく、複数個で捉えるようになったことは、振り返れば、大きな進歩であった。

〈他〉を1個、すなわち世界を〈自〉と〈他〉の2個で構成されると考えると、世界が導く解を唯一にする手段を考えざるを得なくなる。2は1へと思考を向かわせる。そして、世界が導く解を唯一にする手段が確立しなければ、世界に2個ある存在意義が薄くなってしまう。すなわち、〈自〉(あるいは〈他〉)の構築意義がなくなってしまうのだ。

この問題をある時期に、〈結合点〉として設定したが(知的ネット空間「アテネの学堂」 5つのリスト 2010年 8月 #「アテネの学堂」の内外要素の関係図 「アテネの学堂」の全体構想 ~知的ネット空間の整備に関する TAKAGI-1 私案~ 2010年 1月 #全体の形状)、進まなかった。

〈他〉を複数個に捉えると、この問題は解かなくてよくなる。なぜならば、解けないからだ。3つ以上の天体の軌道を解く“多体問題”を思い出そう。一般の三体問題以上になると解析的に解くことはできないとされる。

〈他〉との関係は考慮の対象であるが、〈他〉との関係の結果として世界が導く解を唯一にする手段に関して、思考の負荷から外すことによって、〈他〉との関係に関する具体的な考慮が可能になる。

〈他〉との関係を思考の起点に置く

〈他〉との関係に関する具体的な考慮が可能になったことは、根本的に大きな進歩をもたらした。場の役割(存在意義の源)に関する思考が具体的にできるのだ。そして、それに必要な機能に関する具体的な思考も導かれる。

よく知られるフレームワークの『空・雨・傘』は、通常、『事実認識・解釈・判断』を指すが、『「外部環境分析」・「外部環境のこれから」(予測)・「アクションを定める」』だと言及するコンサルタントもいる。

「空、雨、傘」のフレームワーク (2/2) - ITmedia ビジネスオンライン

そこで、「外部の環境はどうなのか?」を見てみるのが「空」の部分です。空を見るのは、周囲の環境を見ている。いわゆる外部環境分析です。


〈他〉との関係を思考の起点に置く考え方は、有用だと考える。
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閉じた知識と開かれた知識
http://takagi1.net/ezhtml/inw3/za_0802050.html#1

2015.04.11 16:43 URL | TAKAGI-1 (admini) #cAPDhLHE [ 編集 ]












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